logo
store
わたしの名品帖
store
instagram
contact
工芸レポート
職人の技術が詰まった、高品質のたわし
自然豊かな和歌山県紀の川市にある北山正積商店では、約100年前に日本で生まれた伝統ある高品質なシュロたわしを、この道50年の職人が丹生こめて手づくりしています。
原料は無農薬の棕櫚(シュロ)やヤシ(パーム)、サイザルなど用途にあわせて使い分け、大きさ、繊維の密度、そして形の美しさにもこだわることで最高品質のたわしがつくられます。
工房近くには一級河川の貴志川が流れる
工房近くには一級河川の貴志川が流れる
加工される前の棕櫚
加工される前の棕櫚
たわしづくりの基本となる「棒巻き」という工程では、繊維を均等に高密度で詰め、棒状に巻き込む力加減など、職人の手先の感覚だけがたよりに。この基本となる工程にこそ、機械には真似できない、職人の技術が詰まっています。
職人の北山正積さん
職人の北山正積さん
「棒巻き」の様子
「棒巻き」の様子
使いやすさを追求して、細部にまで工夫を
また、芯には加工が難しいステンレスをあえて使用。水回りで活躍するたわしだからこそ、錆びに強くて変形しにくい、清潔さと使いやすさの両立が可能に。さらに、従来のパームたわしにある左右の帯紐を無くすことで4面が使えるように。手にする人の生活を意識した、気配りのある工夫がぎゅっと詰め込まれているのです。
現在は、職人の北山正積さんの元で、長女のひとみさんが二代目として技術を学びながら二人三脚でたわしを製作。家族みんなで新商品開発の企画をしながら、どこにもないたわしをつくっています。
長女のひとみさん
長女のひとみさん
また長年、パームたわしをつくってきた北山さんは、スリランカのたわし職人に技術を伝える取り組みも行っています。スリランカの職人が手作業でつくった高品質なたわしを日本で販売することで、日本だけでなくスリランカのたわし文化を守り、継承されていく一助になればと考えています。
取材:新 拓也 撮影:森下 大喜 文:大西 健斗
北山正積商店
locationPin和歌山県
#諸工芸-棕櫚たわし
約100年前に日本で生まれた、伝統あるシュロたわし。自然豊かな和歌山県の北山正積商店では、この道50年の職人がひとつひとつ丹生こめて、高品質なたわしを手づくりしています。
最終更新日 : 2023/10/25
代表者
北山正積
創業年
2013年
従業員
4
所在地
〒640-0401 和歌山県紀の川市貴志川町丸栖517
制作・商品開発を依頼する
「わたしの名品帖」で取り扱っている各工芸メーカーは、独自の光る技術を持っています。 そんな工芸品の技術力を活用したOEMや商品開発などをご検討のお客様はお気軽にご相談ください。
北山正積商店
locationPin和歌山県
#諸工芸-棕櫚たわし
約100年前に日本で生まれた、伝統あるシュロたわし。自然豊かな和歌山県の北山正積商店では、この道50年の職人がひとつひとつ丹生こめて、高品質なたわしを手づくりしています。
最終更新日 : 2023/10/25
代表者
北山正積
創業年
2013年
従業員
4
所在地
〒640-0401 和歌山県紀の川市貴志川町丸栖517
工芸レポート
職人の技術が詰まった、高品質のたわし
自然豊かな和歌山県紀の川市にある北山正積商店では、約100年前に日本で生まれた伝統ある高品質なシュロたわしを、この道50年の職人が丹生こめて手づくりしています。
原料は無農薬の棕櫚(シュロ)やヤシ(パーム)、サイザルなど用途にあわせて使い分け、大きさ、繊維の密度、そして形の美しさにもこだわることで最高品質のたわしがつくられます。
工房近くには一級河川の貴志川が流れる
工房近くには一級河川の貴志川が流れる
加工される前の棕櫚
加工される前の棕櫚
たわしづくりの基本となる「棒巻き」という工程では、繊維を均等に高密度で詰め、棒状に巻き込む力加減など、職人の手先の感覚だけがたよりに。この基本となる工程にこそ、機械には真似できない、職人の技術が詰まっています。
職人の北山正積さん
職人の北山正積さん
「棒巻き」の様子
「棒巻き」の様子
使いやすさを追求して、細部にまで工夫を
また、芯には加工が難しいステンレスをあえて使用。水回りで活躍するたわしだからこそ、錆びに強くて変形しにくい、清潔さと使いやすさの両立が可能に。さらに、従来のパームたわしにある左右の帯紐を無くすことで4面が使えるように。手にする人の生活を意識した、気配りのある工夫がぎゅっと詰め込まれているのです。
現在は、職人の北山正積さんの元で、長女のひとみさんが二代目として技術を学びながら二人三脚でたわしを製作。家族みんなで新商品開発の企画をしながら、どこにもないたわしをつくっています。
長女のひとみさん
長女のひとみさん
また長年、パームたわしをつくってきた北山さんは、スリランカのたわし職人に技術を伝える取り組みも行っています。スリランカの職人が手作業でつくった高品質なたわしを日本で販売することで、日本だけでなくスリランカのたわし文化を守り、継承されていく一助になればと考えています。
取材:新 拓也 撮影:森下 大喜 文:大西 健斗
工芸品
北山正積商店
北山正積商店
北山正積商店
北山正積商店
商品
制作・商品開発を依頼する
「わたしの名品帖」で取り扱っている各工芸メーカーは、独自の光る技術を持っています。 そんな工芸品の技術力を活用したOEMや商品開発などをご検討のお客様はお気軽にご相談ください。